2018年1月29日月曜日

積み木かブロックか

積み木を買うか、そのままブロックで遊ばせるか悩んでいます。積み木の方が低年齢から使えそうですけれど、ブロックの方が崩れなくて使いやすそうな気もします。

色々な知育玩具がありますが、その中でも多くの家庭や幼稚園で使われているのが積み木です。

積み木は私が子どもの頃からあったおもちゃですが、最近の研究によると、積み木遊びを集中するとストレスや不安が安らぐという効果もあるそうです。


そもそもなぜ積み木は良いのでしょうか。

幼児期の子供の成長には、何かのものを使って自分の内側にあるものを目に見える形で表現することが大切です。

そして、この「表現する」という行為について積み木はメリットがあります。

積み木は、まず並べたり積み上げることによって色々な物や空間を表現することができます。積み木は空間を構築することや想像を広げることのために使われています。お家やお城を作ったり橋を作るなど積み木を通じてみてから何かに見立てる遊びは、子どもが想像力を養い、実際にそれを形にする創造性を身につけ、最初から最後まで自分でやり遂げるという達成感もあります。


そして、積み木は表面が平らで積み上げやすいので、表現することに集中することができます。 思い描いた通りの形に積み木を重ねていく行為は、相当の集中力を必要とします。また想像と違う仕上がりになった場合どうするかも柔軟な思考力を養います。

積み木は子どもの感覚を発達させます。モンテッソーリ教育では、子どもがそれぞれの発達段階に応じて自立することが重要です。積み木は、「感覚教育」で使用される教具です。手で触ったり分類したり並べたりすることを通じて、 感覚を発達させることができ、抽象的な概念を理解することができます。

大人が作った見本を観察することでそれと同じ形に仕上げようとすることで子供は立体的な空間を把握することができます。これにより数学的なセンスを磨くこともできます。

どんな積み木を選んだら良いのでしょうか。

おもちゃ売り場に行くと様々な種類の積み木が並んでいます。プラスチックのものがあります。やはりオーソドックスな木の素材がおすすめです。プラスチックは、かじると簡単に形が変わったりする可能性があります。

赤ちゃんは、舐めたり口に持って行ったりというのが日常茶飯時です。だから、選ぶとすれば塗装がされていないものや舐めても大丈夫な安全な塗料で塗られたものを選びましょう。形についてはオーソドックスなものを選んだ方が良いでしょう。四角三角円柱直方体立方体などのオーソドックスな形のセットがおすすめです。特に小さい頃は積むことが大好きなのでたくさん積み上げられるよう直方体や立方体が多く入ったセットがおすすめです。

また、つみ木には色がついたものと、色がついていないものがありますが、おすすめは色のついていないものです。カラフルの方が楽しそうにも思われますが、色がついていない方が想像力を高める余地を残しています。想像力を十分に働かせて自由に遊ぶためにも、あえて色がついていないものが良いでしょう。

プラスチックのブロックのようにカチッとはめ込んだりすることのできない積み木は、落ちないように積むだけでも微妙な力加減や指先の動き、バランス感覚が要求されます。

具体的な積み木の遊び方ですがまず小さな子供にとっては同じ形や大きさの積み木を崩さないよう積んでいくだけでも大変なプロセスです。

ボーネルンドの積み木

ボーネルンドは国内メーカーです。室内の遊び場を展開しています。幼稚園や小学校における子どもたちの遊び場作りのプロデュースも行っています。 ボーネルンドが取り扱うおもちゃはデザイン性が良く色彩も豊かです。さらに安全性の高さもお墨付きです。


ブロックのよさと積み木との比較

ブロックは作ったものを手にもって遊ぶことができるので長く遊んでくれそうです。

ブロックと積み木は同じように気を使うおもちゃではあるものの、遊ぶ際に注意を払う対象が違います。積み木は積み上げるおもちゃ、ブロックははめるおもちゃです。

積み木はブロックと違って、バランスをとりながら慎重に積み上げないと高く積み上げることができません。しかもブロックのようにパーツがカチッとはまるものでもありません。落ちないように崩れないようにバランスをとりながら積み上げなければなりません。そのため力加減やバランス感覚、指先の細かい動きが必要になります。

結論としては、できればブロックも積み木も両方揃えてあげたいです。