自分の以前の読書記録を見返したところ、「アンガーログ」のメモが見つかりました。
いつどこでどんな時にどのくらい怒ったかを記録(アンガーログです。 )していくと、自分の怒りの傾向が分かり、イライラを少なくすることができます。自分はこういう場面でおこりやすいというパターンが分かれば、それを回避することも可能になります。
<テンプレート>
- 怒ってしまった出来事
- その時どう感じたか
- 実際はどうしてほしかったのか
- どうして欲しかったかを実現するために何をしたらいいか
子どもに対して「イライラ」を感じた時には、 その苛立ちの原因を自分で見極め 、「どうしてそんな状態が生じたのか」、 「どうすればその状態を改善できるのか」を、様々な角度から自分で検討してみましょう。自分の心の動きを理解できれば、その動きを穏やかに 安定させることができるはずです。絶対に子どもに対してガミガミ怒ってはいけないのです。
今日はいつにもましてイライラしてしまったので、記録をつけてみました。
アンガーログ①
- 怒ってしまった出来事:子どもが道路を真っ直ぐ歩かず、他人の自転車のペダルを回したり、植え込みに座ったり、自動販売機を触ったりウロウロしている。
- その時どう感じたか:他人の自転車をいじるなんて汚いし、もし持ち主がみていたら怒られるかもしれない。植え込みに座るのは汚いし、服が汚れる。自販機を触るのも汚いし、もし壊れたら困る。
- 実際はどうしてほしかったのか:寄り道せず真っ直ぐ歩いて早く帰宅してほしい。少なくとも、他人の自転車、植え込み、自動販売機をいじるのはやめてほしい。
- どうして欲しかったかを実現するために何をしたらいいか:思いつかないが、こういうものだと諦める。
アンガーログ②
怒ってしまった出来事:帰宅後にコートを片付けない。
その時どう感じたか:片付けるよう促しても無視されてイライラした。
実際はどうしてほしかったのか:きちんと片付けてほしい
どうして欲しかったかを実現するために何をしたらいいか:どこに置くか具体的に指示する。言ってもきかないときは諦める。
アンガーログ③
怒ってしまった出来事:お茶碗をひっくり返して床に中身をぶちまけた。
その時どう感じたか:床が汚れて怒鳴った。
実際はどうしてほしかったのか:ひっくり返さないでほしい。
どうして欲しかったかを実現するために何をしたらいいか:食べ終わったらすぐに回収する。