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第4回 日本DOHaD研究会学術集会連動市民公開講座
いつか産みたい人、すぐに授かりたい人、母になった人…
元気な赤ちゃんを「産み」「育てる」ために
◆日時:2015年9月21日(月・祝)13時30分~16時25分
◆場所:早稲田大学国際会議場 井深大記念ホール
300名様・無料ご招待
主催/日本DOHaD研究会、日経ヘルス 後援/早稲田大学理工学術院
http://special.nikkeibp.co.jp/as/201507/dohadseminar/
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募集定員300名とのことでしたが、出席は200人-250人ぐらいだったように思います。女性が多かったですが、旦那さんらしい人と来ている女性もちらほらいらっしゃいました。
当日の講演内容は以下のとおり。
<プログラム>
13:00 開場
13:25 開会ご挨拶 板橋家頭夫氏(昭和大学医学部小児科学講座 教授)
13:30 講演(1) 福岡秀興氏(早稲田大学理工学術院総合研究所研究院 教授)
14:00 講演(2) 瀧本秀美氏(国立健康・栄養研究所栄養疫学研究部部長)
14:40 休憩
14:50 講演(3) 板橋家頭夫氏(昭和大学医学部小児科学講座 教授)
15:40 パネルディスカッション
スペシャルゲスト 道端カレン氏
パネリスト 板橋家頭夫氏(昭和大学医学部小児科学講座 教授)
福岡秀興氏(早稲田大学理工学術院総合研究所研究院 教授)
瀧本秀美氏(国立健康・栄養研究所栄養疫学研究部部長)
モデレーター 西沢邦浩(日経ヘルスプロデューサー)
初耳なこともたくさんあって、 有益な内容でした! 特に、DOHaDという言葉を聞いたのは、今回が初めて。このセミナーを通じて、最新の研究成果を教えていただき、すごく勉強になりました。行って良かったと思います。
妊娠前、妊娠中のママの栄養不足が、産まれてくる子どもの将来にわたる 病気のリスクを高めてしまうなんて。
学んだポイントは以下のとおりです。
- 妊娠中の体重増加が少なすぎると、赤ちゃんに異常の可能性が高まる(生活習慣病、発達障害のリスクなど)
- 日本人の出生体重が減少している
- 低出生体重児(2,500g未満)の増加傾向
- 「小さく産んで大きく育てる」は誤り
- 正期産でも2,500g未満の赤ちゃんが大幅増
- 母体の妊娠前後の痩せが、胎児発達に関係する
- 小さく生まれて、10歳くらいまでに急速に大きく成長する子は脳卒中・心筋梗塞発症の割合が多い
- 低出生体重児のその後の健康問題について、DOHaD仮説(ドハド仮説)が提唱されている
- DOHaD仮説とは、「胎児・新生児・乳児がおかれた環境に適応するため、遺伝子発現が変化する。これが成熟後の環境に適合しないと、疾患の発症につながる」というもの。(エピジェネティック変化とも呼ばれる)
- つまり、胎児期に栄養が不足していたのに、生まれてから栄養を多く与えられると、適応範囲を超えてしまって病気が起こるという考え方。
- 妊娠中のストレスは、発達障害・精神神経疾患に影響する
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~今日の食事日記~
<朝食>
<昼食>
栗パイ、栗デニッシュ。
リトルマーメイドで購入。
<夕食>
しらすごはん、さんまとかつおのお刺身、蒸しキャベツ、カブの浅漬け