2020年1月25日土曜日

パターンブロックのススメ Pattern Blocks 【知育教材】【2020年1月更新】

昨年、娘(3歳)のクリスマス・プレゼントとして、「パターンブロック」をプレゼントしました。これがなかなか良い教材なので、今回はパターンブロックについていろいろ書いてみました。

パターンブロックとは


知育玩具として人気急上昇中の「パターンブロック」。ブロック遊びの延長でごっこ遊びをしたり、タスクカードなどを見ながら6種類の形を組み合わせ、図形を完成させて遊ぶものです。

幼児教室でも教材として使われており、小学受験に出題されることもあります。楽しく遊びながら子ども自ら数学的な発見ができ、遊びを通じて算数・数学好きを育てられそうな気がします。

人気の商品ということもあって、様々な種類のパターンブロックが販売されており、どのような商品を選べば良いか迷いました。

選ぶ際に注意したポイントは以下の通りです。


  • ブロックの形は6種類が全て入っているものを選ぶ・・・正式なパターンブロックのには、正三角形・ひし形(2種類)・等脚台形・正六角形・正方形の6種類があり、形ごとに色が決まっています。また、それぞれの形の角は30度・60度・90度・120度・150度といった30度の倍数になっており、組み合わせることで180度(直線)や360度(円)になることも特徴です。見た目はパターンブロックのようでも、6種類すべてが入っていなければ意味がありません。また、円や円柱、長方形等が入っているものや2~3種類の形しか入っていないものも、厳密にはパターンブロックとは言わないようです。
  • 質感の良い木製を・・・パターンブロックは、木製とプラスチック製の2種類が販売されています。プラスチック製のパターンブロックは比較的安価な商品が多く、軽くて丈夫なことが特徴です。しかし、木製のパターンブロックは木の手触りと質感がよいです。プラスチック製に比べて滑りにくいので、小さい子供にも扱いやすいようです。
  • 1cmの厚みのあるタイプがおすすめ・・・パターンブロックの厚さは、0.5cm~1cmと幅があります。平面に並べる遊びが中心ならどちらでも大丈夫ですが、積み上げたり、立てたり、重ねたりといった立体的な遊びをするには、やはり1cmの厚みのあるタイプがおすすめです。

東洋館出版社のパターンブロック250ピース



パターンブロック【東洋館出版社】

わが家のパターンブロックは、「東洋館出版社のパターンブロック250ピース」です。兄弟やお友達と数人で一緒に遊んでも十分に楽しめるほどです。

なお、残念ながら、このセットには、パターンカードが同梱されておりません。そこで、下記の通り、問題集も合わせて購入いたしました。


問題集も同時購入を


パターンブロックで遊ぶときには、パターンブロックの問題集とも言える「タスクカード」や「パターンブック」を使う場合があります。

小学校の算数の授業のために身に着けておきたい基本の図形パターンが網羅されたタスクカードは、小学校受験対策にも有効です。受験対策としては、平面で並べるだけでなく、「お手本と同じように積み上げる」という問題も小学校受験の過去に出題されています。

自分の好きなように形を作ることは想像力を伸ばすことに役立ちますが、図形感覚を養うという意味においては、与えられた課題に合わせてピッタリと形を"置く"という点も重要です。

取り組みスタートから1週間の間、観察したところ、娘(3歳児)は、問題を解くよりも、自分で自由に遊ぶ方が好きなようです。放っておいても問題集に取り組みしなさそうだったので、親と一緒に取り組むことにしました。

本なしでは、パターンのお題を考えるのが難しいですけれど、タスクカードを参考にすればいろいろな動物なども作ることができます。

タスクカード「構成力が身につくはじめてのパターンブロックタスクカード 3歳~ はって楽しいがんばったねシール付き!」


構成力が身につくはじめてのパターンブロックタスクカード 3歳~ はって楽しいがんばったねシール付き!

「構成力が身につくはじめてのパターンブロックタスクカード 3歳~ はって楽しいがんばったねシール付き!」は、東洋館出版社の出版物です。

カードを切り離して使用できるのが便利です。また、いろいろな例が載っていて、パターンブロックの使い方が広がりそうです。

わが家の取り組み状況・・・2019年12月25日スタート。2019年12月31日修了。


タスクカード「構成力をのばすパターンブロックタスクカード 」


構成力をのばすパターンブロックタスクカード 

ステップ1の形の枠に合わせてブロックを置くレベルから、ステップ5の立体的に積み上げて、タワーを作るレベルまで全63の「遊びのヒント」。親子で楽しむことで、今まで気付かなかった子どもの感性に触れることができます。

こちらも上記「構成力が身につくはじめてのパターンブロックタスクカード 3歳~ はって楽しいがんばったねシール付き!」(東洋館出版社)と同様、カードを切り離して使用できます。また、いろいろな例が載っていて、パターンブロックの使い方が広がりそうです。


積む問題も後半に掲載されています。小学校受験では、パターンブロックは並べるだけでなく、手本と同じように積むという課題が出ることもあるようです。

わが家の取り組み状況・・・2020年1月1日スタート。1月25日現在、平面問題は解き終わっており、立体の問題を残すのみとなっております。

海外のパターンブロックのタスクカード


上記2冊のパターンブロックの問題を解いてしまったので、Amazonの米国版サイト経由で、アメリカで市販されているパターンブロックのタスクカードを輸入しました。

海外のものはシンプルなカードだけでその分若干リーズナブル。英語で問題ない人はAmazonの海外サイト経由のほうが、Amazonジャパンで買うよりも低価で入手できるのでお勧めです。