体力が落ちている実感があり、身体作りをせねば、とヨガを始めることに。
本当はもっと前から行きたかったのですが、16週頃は安静にということでしたし、ようやく落ち着いてきたので。
それにしても、休日マタニティーヨガのクラスって、なかなかやってないものですね。
ネットで検索し、週末にマタニティヨガを開催しているスタジオをみつけました。
場所はマンションの一室です。定員は12-3名程度。先生は、美人で、お肌がきれいで、スマート! 落ち着いた声で、聴いているとリラックスできます。1時間半程度レッスンを受け、そのあとお茶を飲みながら30分程の座談会。
最初に先生に言われたことは、安産かどうかは、妊娠7ヶ月半には既に決まる。それ以降は骨盤は緩むばかりで調整が効きづらい。14週から通えるので26週では既に遅い。これから頑張って体作りをしていきましょう。
ヨガの流れですが、まず、先生が、それぞれの体調と妊娠週を確認していきます。
最初は呼吸と全身ほぐしから始まり、後半にヨガのポージングとお産のためのトレーニングを行いました。
ヨガの内容は、なかなか良いです。 無理なことはしないけれど、無理寸前までやってくれます。呼吸にも十分に集中でき、体の動きを一つ一つ確実に確かめることができます。初回ということもあって、説明も結構してくれます。
先生からは呼吸法とほぐしを中心的に行うヨガを教えてもらいました。スクワットも腹筋もこなし、だいたい2時間くらいかけてみっちりやってくれました。お産の時の呼吸法だったり、陣痛を和らげるポーズだったり、バライエティに富んでいます。
産院で受けていた緩いヨガではなく、けっこうキツイかも。後半は汗がにじんできました。妊娠してからまともに運動したのはこれが初めてなので、楽しかったです。体が軽くなったような。
アロマの香り漂うお部屋で気持ちもリラックスできました。
予定日近くなれば誰しも陣痛が自然におきると思っているのは間違いで、身体のゆがみを取り除き、股関節の開閉力をつけなければ陣痛が予定日までに来ることは今はなかなかなくなっており、そのため実に3人に一人が帝王切開になっています。
予定日をすぎてもお産が起きないと、大きな病院では待ってもらえずに陣痛促進剤を使って出産日を決めてしまうこともあるそうです。
先生は「5時間で産ませたい。分娩台では15分くらいで。」と言われていました。
初産で12時間以上かかるといわれている分娩。
長い人では1日や数日にも及ぶこともありますが、母体にとっても赤ちゃんにとっても長い時間の分娩は非常に負担になってしまいます。
だから、短い時間で産むことが、その後の回復にも子育てにも大切です。
ヨガで指導していただいたことは以下のとおりです。
- 骨盤を柔軟にし開閉力をつけること
- 赤ちゃんが降りる時の障害となる、骨盤の左右のゆがみを取り除くこと
- 骨盤底筋という出産に大切な筋力を備えること
- 出産を乗り切る体力をつけること
また、毎日家でもすべきこととして、足首回しと内股のほぐしを教えてもらいました。
着替えた後は座談会。座談会は、妊婦さんの悩み相談や、情報交換の場です。ここに通っている妊婦はみんな余裕がありそうな雰囲気です。山王や愛育病院で産む人が多いようです。また、先生から、出産を終えた方々からの出産エピソードもきかせていただきました。