産後は慣れない赤ちゃんのお世話に家事にと、ダイエットとして時間を取ることは難しいです。
そこで、赤ちゃんを抱っこしたまま、スキンシップも楽しみつつできるエクササイズをまとめました。
ダイエットを始めるタイミングは?
産後1カ月〜2カ月は、出産で失った体力や、出産に向けて変化してきた体が回復する期間です。どれだけお産がスムーズだったとしても、ママの体はダメージを受けています。出産してから体が完全に回復するまでの期間を産褥期といいますが、産褥期はとにかく、体を休めましょう。
この時期は、貧血になりやすいです。めまいや動悸を感じたら無理をせず横になって安静にしましょう。
体が戻るのにも個人差がありますので、いつからというのは人によって異なりますが、
体調が安定した産後2カ月以降であれば、産後ダイエットを始めても良いと言われています。また、産後6カ月までが一番痩せやすいと言われています。
赤ちゃんを抱っこしながらできるダイエット方法とは?
- かかとの上げ下げ
- 抱っこしながらスクワット
- 抱っこしながら腰回し
- 授乳しながら内転筋を鍛える
- 腹筋
- ウォーキング
かかとの上げ下げ
どこでも手軽にできる簡単なエクササイズとして、赤ちゃんを抱っこしながら「かかとの上げ下げ」。ふくらはぎが鍛えられ、下半身の引き締めや代謝アップ、血行促進に効果があります。
手順
- 赤ちゃんを抱っこしたまま両足を肩幅に開いて立ち、つま先をやや外側に向けます。
- 息を吐きながらゆっくりとかかとを上に上げます。
- その状態で5秒間静止します。
- 息を吸いながら体を元の姿勢に戻します。
抱っこしながらスクワット
下半身の引き締めに効果的。赤ちゃんを抱っこして行えば、赤ちゃんの体重分だけ負荷が加わるので、より効果が上がります。ゆっくりした上下の動きが心地よいのか、眠ってしまう赤ちゃんも多いようです。
- 赤ちゃんを横抱っこ、または縦抱っこしながら、足を肩幅よりも少し開く
- つまさきは30度くらい外側に向ける
- 背筋を天井に向かって伸ばし、お尻を後ろに突き出すようにして、息を吐きながら足を曲げる
- 足はつま先の位置から膝が出ないよう、できるだけ90度の角度をキープ(体を下ろしていくときに、膝をできるだけ外側に出すイメージで行う)
- 息をゆっくり吸いながら、足を真っすぐに戻す
抱っこしながら腰回し
1. 赤ちゃんを横抱っこ、または縦抱っこしながら、足を肩幅くらいに開く
2. 腰を「右→後ろ→左→前」と大きく円を描くように回す(腰を後ろに回すときにゆっくり息を吐き、前に回すときにゆっくり息を吸う)
3. 「2」と同様の方法で、逆方向で腰を回す
授乳しながら内転筋を鍛える
授乳しながら内転筋を鍛える 産後 骨盤矯正
1.ソファやベッドにお尻の骨(座骨を)つけ、骨盤を立てるように座る
2.前傾にならないよう、授乳クッションなどで赤ちゃんと授乳する位置を調整し、背筋を伸ばす
3.クッションなどを膝の間に挟み、ももの内側(内転筋)に力を入れる
4.10~15秒したら力を抜き、これを繰り返す
赤ちゃんと「腹筋運動」
1. 背筋を伸ばして膝を曲げ、「体育座り」のような姿勢で座ります。
2. 赤ちゃんを自分のおなかの上に座らせるように抱っこ。お互いの体を密着させ、赤ちゃんの体と頭をしっかり支えます。
3. 上体を後ろにゆっくり倒し、無理のないギリギリのところで5秒キープ。呼吸を止めないように注意しましょう。
4. ゆっくりと上体を起こし、元の姿勢に戻ります。赤ちゃんと目を合わせながら行ってみてくださいね。
赤ちゃんを抱っこしながら行うダイエットの注意点
赤ちゃんの様子をみながら、無理のない範囲でダイエットに取り組みましょう。